総合建築資材卸売店ならではの幅広い建築資材を取り揃えており、こだわりのある住まいづくりを応援します。

株式会社永井銘木店 木永な家

メール TEL

メニュー

浩美さんの細腕繁盛記

2023/01/19

電気料金を節約するには

公共料金が爆上りですね。私の家は東日本大震災前の深夜電力を使おうという時代に建てたオール電化です。暖房は蓄熱暖房機を使用していましたが、この度の値上げで電気料金がえらいことになっています。お客様からの暖房機器に関するお問い合わせも増えてきました。今一番安価な暖房は何かというと、やっぱり灯油ですかね。これは昔も今も変わらず灯油→電気→ガスの順番だと思います。とは言っても、家の構造や家族構成・生活パターンなどによって適した暖房器具が違います。新築などで多いのはエアコンです。弊社の手がける注文住宅は外断熱の高断熱・高気密住宅なので30~40坪であればエアコン2台あれば十分家中温度差なしに温められます。間取りによっては2.8KWのエアコンで家中温める全館暖房も採用しています。エアコンを採用する場合は、暖房特化の高性能エアコンが断然おすすめです。初期費用はかかりますが、省エネ性能が全く違いますから。エアコンを採用した場合のデメリットは乾燥ですね。湿度が下がると体感温度も下がってしまいますから気をつけないといけません。お洗濯物やお風呂の湿気で解決できれば1番いいので、ここは間取りを考える時のポイントになります。どうしても加湿器を使用する場合はスチーム式ではなく、気化式をお勧めします。光熱費を節約しつつ快適な住空間を目指したいですね。

灯油を採用する場合は、FF式をお勧めします。ファンヒーターは湿気を出すので、家具や家を傷めます。湿気は下の空気が動かない所にたまるので、気が付いたら家具の裏がびしょびしょなんてことも。また目には見えていませんが、壁の中に入ってしまうと断熱性能や木材の劣化を引き起こします。FF式は外に排気しますから湿気はでませんし空気も汚しません。さらに輻射式ですと遠赤外線効果で人や物を温めるので空気を温めるエアコンとは違ったぬくもりが長続きします。蓄熱暖房機の温かさに慣れた方には特におすすめです。

これは悩んだ末に我が家で採用した石油ストーブです。FF式暖房機を取り付ける壁がなかったんですよね。メイン暖房はエアコンです。石油ストーブは、朝晩1~2時間くらいつけています。乾燥対策として上にやかんを置いて湿気を出しています。このタイプの暖房機は、湿気もだしますし空気も汚れてしまうのでメインに使用するのはお勧めできないですがサブ暖房機として持っているのはいいかもしれません。停電対策にもなりますしね。

過去の「浩美さんの細腕繁盛記」一覧

閉じる